タイトルからして、悲しい回になることが予測されます…いい時(10鞍目)もあれば、悪い時(今回)もあるよね。
11・12鞍あたりから、40鞍ぐらいまで、「自信がない顔をしている」と言われ続けます。
思ったようにいかない悩みや、このまま次に進めるのかという不安、落馬するかもという恐怖感、周りと比べてしまうことで、どんどん自信を喪失していたんだろうなと思います。
そもそも自己肯定感が低めなので、褒められても上手に受け取ることができなかったのも原因…。
自信を持ちたいです、自分を信じてあげたい。けど、難しい。
実力が伴わないので、たくさん練習を重ねることが自信を持つことにつながるのかな?✨
小さな成功体験をたくさん溜めていって、大きな自信につながるように頑張ります~~~!!
11鞍目:カッサフォルテ
65戦3勝(?)のマイペース男カッサフォルテさん
そしてガリバーさんに並ぶ苦手なお馬、カッサさんが今回の相手✨
カッサさんはたしか60数戦で1~3勝の記録を持つ元競走馬さんです。
体験乗馬後の体験コース1回目で初対面したけれど、なぜか苦手意識がついてしまい、当たりたくないな~っと思っていました。まさかここで会うとは…
◆「上半身の力を抜く」「呼吸をして」
体が張り詰めているのか、呼吸するのを忘れて何度も「息してる!?」と聞かれる。
自分でも途中で苦しくなって、呼吸してたっけ!?となりますが、だいたいできてません(^▽^)/
◆手綱について
「手綱を引っ張りすぎている」「手綱は短く持つけど、手には力を入れない」
手綱使いがいまひとつ。引っ張りすぎたり、長すぎたり。どのくらいが適切な力加減なのかまだ分からないので、先生の言われるままです。
◆姿勢
「体の向きはき甲に合わせる。右肩を後ろに引く」「目線は前」
人間だけ歪んで変な向きに向いているらしい。なぜ!自信がなく目線が下がりきっているので、しっかり前を向こうね~といわれます。
◆駈歩
「馬を後ろから追いかけるイメージ」→かなり前傾姿勢になっている様子。一歩馬の後ろに立つんだよと言われてもなかなかできません。恐怖感…?
カッサフォルテさんのスピードが速くて、駈歩がよくわからなかった…明らかにわたしが乗りやすいと感じているココさんとは全く違う乗り心地!
◆その他
「自信がなさそうな顔をしてる」「自分は一番上手、競技会に出る女よ!っていう気持ちをもって」
自信はない、全然できないから。上手になっていくイメージもわかなくて、不安が募るばかり。
そんな状態だと馬にも伝わってしまうよね…でも前回カッサフォルテさんにのったときよりも、大丈夫かも!とは思えたので、それはよいこととして捉える(^▽^)/
読み返して気づいたのですが、この時点で、私の目標が競技会出場になっています。
すごい早い段階で、かなり高い目標を持っていたんだね~~~!!
12鞍目:ひみちゃん
ひみちゃんの写真なくて使いまわしです。ごめん。
ネガティブまっしぐらのわたしに、楽しさを教えてくれたのはK先生✨
基本的なことはもちろん、どうしたらいいかわかりやすい言葉で教えてくれます。
◆リラックスのために
始まる前馬上体操をすると思うのですが、普段は肩関節を回す程度。
この日は先生から「肩甲骨をしっかり動かしてみて、前後にほぐしてあげる感じで」と言われます。
肩を前に後ろに動かしてみる。普段動かさないうえに、凝り固まっている肩。
日ごろから肩回りのストレッチしたほうがいいかも。
「力を抜いてね」この時点で、すでに力が入りまくり。頭ではわかっているのだけど、脱力って難しい~~~
◆常歩
常歩も大切なウォーミングアップです。「常歩のときから腰を動かして、馬の動きについていきましょう」といわれます。
今までなにも考えたことなかった!あっているかわからないけど動かしてみる。なんだか上手になった気分(単純)
「手綱をはたてがみの上でもつ」「手綱は上げすぎず、キープして」
今の持ち具合では、手綱が長く、手の位置が高すぎるようで、短く、低い位置で持つように指導されます。
▼手綱について、愛用の本から引用です
シャムロック乗馬クラブさんの「乗馬初心者さんのためのこんなときどうしたら?Q&A」のp.63に手綱のことについて書いてありました
脇はしっかり締めて、肘は曲げること
一本の線でつながるようにすること。
この本は本当におすすめです!✨
Youtubeの動画たちもわかりやすく、マロンくんとももちゃんがかわいいので、呼吸するように見ています☺
◆軽速歩
「軽速歩しながら脚を入れる練習をする。"立って座る"の座るタイミングで踵ポン×3する」
今まで全く脚をしてなかったので、脚を入れるようにやり方を教えてもらいました。座るのタイミングで3回も脚いれるの?!むり!!
「ひみちゃんの軽速歩はがんばりすぎず、立ちすぎない」「リズムを合わせて力を抜く」
リズムを合わせるって簡単なようで難しい。どうしてもひみちゃんは歩幅が狭く小走り気味なので、ゆっくり座って立つわたしのリズムとは合いにくい。リズムを合わせることを意識します。
「手綱は短めに持つけど引っ張りすぎず、内方姿勢になるようにする」
内方姿勢とは・・・
①馬を内側に向ける…内側の手綱を開く
②首の形を作る…内側向きをキープ
③内に傾かないよう支える…内方脚を使って馬の体が倒れないようにする
④姿勢をコントロール…外方より、内方に体重を多くかける
※内方脚…圧迫、推進
※外方脚…やや後ろに引く、腿・踵を馬体にしっかり当てる
◆速歩
「速歩は胸を張って」「優雅な感じで」「高貴な馬場馬術をイメージ」「揺れを楽しむ、お尻を浮かせない」
揺れを楽しむ?!楽しむ余裕なんて全くなく、終始むりです~~と泣きがちの初心者。
「肩が左に入り込みすぎると脚に入る力バランスが偏るので、正中に位置すること」
体の向きが安定せず、両足にかけるバランスが異なっているそう(自分では気づかない)
◆駈歩
「駈歩中の目線は進行方向」「自信をもつ」「力を抜く」「腰を振って押し出してあげる」「リズムを合わせる」
「ブレーキは急にしない。手だけで引かず、ゆっくり上体を後ろに倒して、ストップ。待ってあげる」
馬を見すぎなので前を見ること、力を抜くこと、気を付けることが多すぎる駈歩。まだ姿勢の練習中なので、調馬索を付けた状態で丸馬場を走っています。
◆先生に言われたこと
「ひみこちゃん、楽しんでて、もっと走りたい~ってなってるよ。リズムが合う感覚を覚えていくこと、できたという感覚を増やしていくこと」
レッスンの最後のほうは、追い鞭をしなくても駈歩発進ができるようになるくらい、ひみちゃんの前進気勢を出すことができたよいレッスンになりました!
できるという成功体験を何度も経験することが重要なんだよ~~って言われましたが、できるって思えるのって、レベルが高いよね~~
そんな学びが多かったレッスン終わり、しょぼ~~んとしていると、他の先生に声をかけられました。
駈歩がうまくできない、発進ができない、継続もできない、自信が持てないんですよねと心の内を打ち明けると、「できないって感じてることは色々考えて理想が高くなっている証拠。前できてたことができなくなることはある!発進ができないときは、人間が邪魔をしてるからのことが多いよ」と言われました。
そうか、理想が高くなっている…のか…!妙に納得して、馬の邪魔をしないように乗れるようになりたいなと思いました
◆そして・・・
2024年撮影のひみちゃん、写真ないから撮ったものの、この後乗る機会なかった
今まで感じなかったんだけど、駈歩の時に落馬しそうという感覚が急にわいてきました。馬のスピードが上がったこと、自分の体のバランスが安定していないことが原因のひとつだと思っているのだけど…。このメンタル面の変化にどう対応していくかが課題
できてることができなくなって、わかってることを忘れて、3歩進んで10歩下がってる感じでつらい。楽しむことができなくなっています・・・。