9・10鞍目:右手前初チャレンジ


前回、悩みに悩んだ末、購入した鞍とともに始まるレッスンをどれだけ心待ちにしていたことか!

2週間後、ようやくレッスンに行くことができました。

鞍は鞍置き場において置き、馬装するときにもっていきます。

ビギナーの馬たちは馬房内で馬装ができるので、おうちの前までもっていき、先生に着けてもらうが基本スタイルです。

 

9鞍目:ひみちゃん

控えめな女子高生、ひみちゃん

今日の相方はひみちゃん。ひみちゃんは人参よりリンゴ派です。

ひみちゃんとっても歩幅が狭いので、普通に歩いていたら、前を走っていた馬さんが後ろにくっつきます。(笑)歩幅が違いすぎる。

なので、なるべく丸馬場の内側を回るとよいとアドバイスをもらいますが、それもむずかし~~~!

 

駈歩

駈歩発進時には重心後ろで」「前傾姿勢にならない」「推進力を意識する」

どうしても速歩が混じってしまう駈歩に。前傾姿勢になると、前肢に負担がかかり、速歩に落ちてしまう原因になるらしい。

そして、腰を使った推進ができると、ものすごくスピードが上がることに気づきました。下肢は動かさず、坐骨で押すイメージがなんとなく理解できてきた感じ。

 

10鞍目:ココちゃん

宇宙一わたしかわいいっておもってる女子高生ココちゃん

丸馬場は基本左回りでのレッスンですが、この日は「右回りの練習をしましょう~!」と言われる。

そもそもなぜ左回りばかりなのだろう、と思って検索していると、心理的に左回りは「安心感を与える」、右回りは「緊張感・違和感を与える」ということが明らかになっているという言葉を見つけました。確かに納得かも。

それが左回りに影響しているかは不明です。

馬にも左回りが得意な馬、右回りが得意な馬がいますが、ココアさんはどっちもそつなくこなす子です。

左回りで軽く軽速歩を終えた後、手前変換して右回りに!

違和感!!!とっても違和感!!!

向きを変えるだけでここまで違和感を覚えるとは!!そのまま右駈歩をしてみたところ、左よりも早いスピードに感じました。

この日は2人レッスンで、もう一人のお姉さんはムーンおじいさんという超右回りが嫌いなお馬さんで、明らか嫌そうな顔をしていて面白かったです。

◆右回りのポイント

「目線を右向きに、自分の体はき甲と同じ向きにして、片一方の肩が前に出すぎないよう注意する」どうしても左に向いてしまう視線…。すっかり左回りの癖がついています。き甲の位置を見て!と頻回に言われました。気にすることが多すぎる~~

駈歩

「肩の力を抜く、キックは踵、強めに。駈歩時お腹を前に出す、脚ですべて受け止めて前傾姿勢にならない」まだまだ課題が多すぎて、駈歩マスターまでの道のりは長そうです。ただ8鞍目でも思っていたのですが、ここちゃんの駈歩がとても心地よく発進・維持できる気がします。これは俗に言う…相性というものなのでしょうか!?

◆初めての鞭

レッスン中、先生に手渡された短鞭。これが鞭というもの…!(なんでも感動してしまう初心者)鞭の持ち方、使い方も教えてもらいました。鞭の先が下向きに、親指側に鞭お尻が来るように持つ。手綱を持っているので、一緒に持つのが難しい~~~!けどかっこいい~~~!!(うまくは使えない)

「あと買うのは鞭とエアバックだね~」っと言われて、目を輝かせる私。え!鞭もっていいんですか!?!?!?(なんでもうれしい初心者)次のレッスンまでには準備しておきますね・・・・エアバックはもう少しレンタルを使うつもりです~~

◆レッスン後

なんと先生から「春にはクラスアップして、広い馬場で乗れそうだね~」というお褒めの(?)言葉をもらいうれしくなる私!!春には卒業できるの!?

うちのクラブでは、明らかな進級のめやすがなく、先生の判断で進級するのですが、この言葉はいきなりでした✨

最近先生に再確認したところ、ビギナー卒業の目安は、①一人で基本的な操作ができる。②駈歩が一人で発進・維持できるなどだそうです。達成目標がないと行動しづらいよね~~~(職業病)

もっと上手になりたいなあと希望を胸に抱いて終わったレッスンでした(^▽^)/